神の承諾~純愛~
「こいつでやるよん」
30位のオールバックの男が出てきた。

そして半透明のソファとヘルメットの形状の目まで覆えるヘルメット。
「じゃ座ってくれるかな?俺は、ハイマン。よろしく。」

「まずは、空手だ」

気がつくと和室にいた。広い。何百畳あるんだ。

学校は、どうしてくれるんだとかそういう疑問はあったのだが
ま、何とかしてくれるんだろとか思いつつ、試合に臨む。


殴る。人形が無表情に揺れる、動く。打ってくる。
かわして打つ。

そんなこんなで
柔道・剣道・ボクシング・特殊格闘術

をたて続けに一ヶ月ほど叩き込まれた。

ヘルメットを外すと

「よお、思ったより早かったじゃん。」
イケメンは言う。
「まだ、一時間しか経ってないんだぜ。」

!?「そ・・んな」


また、クスクス笑いながら言う。
「そんなもんだって。時間圧縮装置使ったから。」
「あ、俺、ヨウって言うんだ。よろしくな。エリート君」


「・・・よろしく。」


「終わったようだな。君を一旦、元の時間に戻すが、君の携帯電話に定期的に連絡しておく。それとこれは君たちの時代の標準装備だ。使い慣れておいてくれ。」
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