ヒミツのお姫様☆


「俺らは、小学校からこの学園にいるんだ。
だから、わからないことがあったら言って」


ニコッと微笑む城井くん。


私はそれに答えるため、頷いた。


「なぁ、腹減った~!!
早く寮戻って、飯食べようぜ!!」


そう斉藤くんが言うと、すかさずに新谷くんが


「おまえのせいで、寮に戻ろうとしてんのに遅くなってんだよ!!」


と、またつっこんだ。






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