春夏秋冬のキセキ




「ねぇ、義人さん…それ私、前に見てしまったんです」




義人さんが手に持っている、あの写真。

こんな日に、夜に、
見ている理由






「…どうして……君は」


「ごめんなさい…義人さんっ…私、私っ…」





義人さんの手によって、私の口は抑えられたら。

言おうとした言葉も
遮られてしまった





だけど義人さんは優しく私に微笑みかけている



そして、重い唇を微かに開き始めた









「…話しても……いいかな」





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