春夏秋冬のキセキ
「今日みたいに、寒い日だったのかな…あの日も」
スッ――と私の口から手を離し、ポンっと頭を撫でる。
「彼女は明るく元気で……君みたいな人だった」
写真を懐かしそうに、悲しそうに話す。
「イベントが大好きで、こういった行事も毎年欠かさず大事にやったんだ…」
義人さん…
「……彼女に…僕は……カメラをプレゼントしたことがあってね…写真ばっかり撮ってたんだ……」
写真という言葉にドクンッと心臓が高鳴る