心の薔薇.
そこにはさっきと同じく、10メートル位の何もない道があった。
「秀雄…!早く乗ってくれ…!」
カーアは、おぶる体制になっていた。
「わりぃな…。」
俺は、そういってカーアの背中におぶさった。
「真っ暗でほとんど見えないわね。。」
リリアが先を見つめながら呟いた。
「あぁ…だからこそ、この道を選んだんだ。さぁ…行くぞ。」
カーアとリリアは泥沼の上を走りだした。
「ここはどん位の距離があんだ…?」
俺は、カーアの背中から洞窟を見渡しながら聞いた。
「さっきと同じ、5000メートルだ。」
「……5キロか……。。」
遠いな…と思いながらそう呟く。
洞窟は上が高く、所々にコウモリがとまっていた。
< 75 / 154 >

この作品をシェア

pagetop