虹色サイダー
リレーは、クラスの人数、36番まであり、
歌恋は2番。
沙羅ちゃんは33番で私は35番。
だから、前には沙羅ちゃんがいる。
「何だか緊張するねー。」
「うんー。」
私が沙羅ちゃんとしゃべってると
大貴君が私の後ろに座った。
「大貴君お疲れ様。」
「おう・・・・」
さすがはサッカー部、かなり速かった。
そして、みんなの応援をしていたら、
沙羅ちゃんがいつのまにか走っていた。
皆速いんだよ・・・・そう思っていると
「莉音!並べ!!!」
「ひゃ、ひゃい・・・。」
もう順番だ。
そして、皆が見てる中、バトンが私の手にしっかり掴まれた。
「皆、ごめん!」
私は、皆に走るのが遅いので
謝ってから、全力疾走をした。