いつまでも君を見ている
「なんか、伊勢谷機嫌悪いよね」

「んなことない……」

私が伊勢谷に話しかけると、顔を反らされた。

やっぱ、機嫌悪いよ。

『コールします。バスケ部、西山高校、山口高校、体育館に集まってください。準決勝です』

突然、コールが入った。

「じゅ、準決勝なの?!」

「そうだよ」

「応援、来てね」

恵介君に言われて返事をしようとしたら。

「じゃあ、今から行く。ギャラリー、いっぱいになっちゃうし」

と、栞那が言った。
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