あなた色
「セーーフ!!」
ドタドタ廊下を
走り、すれ違う人わ
何事かと私達を
見る。
そんなことにわ目を向けず
私達の1-Aに
__ガラガラッ!!
息を切らせて教室の
ドアを開けた。
いつものよーに
あいつが...
「なんだまたおまえらかよ」
「何よ!」
「いんやー、なんか怪獣みたいな足音が聞こえたからさ」
(こいつ...またむかつくようなこと言いやがって...ッ)
こいつ
わたしと真美と
同じクラスの
男子、
有隅 優太(ありすみ ゆうた)
顔わ結構いいんだけど...
こーいう所が!!!
自分の机ぢゃないのに
勝手に座るわ
お弁当でだいすきな
たまごやき奪うし
いたずらばっか!!!
周りの子たちわ
優太のこの発言で笑うし
私達わ教室にも
入れずにただ
顔を赤く照らしてる
だけだった。
まあ、もう
慣れたよ(笑)