恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「さやのそ~いう顔、スキ」

どんな顔? って思うんだけど、嬉しくって微笑む。

そんな私に、当麻くんは顔を寄せてきて、キスしようとしてくる。




軽く目を閉じた時……。

「おじゃましま~っす」

へっ!?

空き教室の入口に、悠馬くんが立っていた。

「なんだよ……すげ~ジャマなんだけど?」

悠馬くんの姿を見た当麻くん、すっごく不機嫌そう。

「すんません! あの~、ちょっと相談が」

当麻くんは悠馬くんに呼ばれ、ろう下へと出ていく。

相談ってなに?

聞きたいけど、当麻くんが戻ってくるのをジッと待っていた。




「げっ! マジかよ!!」

当麻くんの大きな叫び声が聞こえる。

そしてまた……静かになった。

なんの話してるんだろ。

他校の生徒とケンカする話とかだったらヤだな……。


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