恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「…………」

俯く私を見て、頷く月ちゃん。

「そっか、そっか。うん……すぐに、絹川当麻呼んで来てあげる。ウチで待ってようね」

陽性か陰性かを言う前に、月ちゃんはわかってくれたみたいで、私をギュッと抱きしめてくれた。




検査薬は……陽性。

病院に行ってみないとはっきりとはわからないけど、お腹の中に、当麻くんとの命が宿ってるかもしれない。

……信じられないけど、これが現実。




バレンタインのあの夜だよね。

あれ以来、当麻くんとそういうことはしてないし……。

ラブラブで甘い夜を過ごして、

幸せだって思ってた。

今までだって何度かエッチしたけど、ちゃんと避妊してたし

まさか妊娠するなんて……

全く思ってなかった。




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