独身マン
「お邪魔します」



さえはなんでこんな人とデートをしなくちゃ行けないのだろうと思いながら車に乗り込んだ。



「では、出発いたしますか☆」



正義は張り切ってアクセルを踏んだ。



ブォッ、ブォッ、ブォッ~~~~!!!



(は、恥ずかしい・・・)



細い道を勢いよく走っていく。



(マジこの男がスカイラインとか、なんか、嫌・・・)



「俺の車スグにわかった~? 普段さ、この“ホワイトタイガー”では職場には乗ってかないからさ~」


「・・・はぁ」


「本当はさ~。 この車で乗っていきたいんだけどさ~。 狭いし、傷付けられたら困るじゃん? そんな事されたら、マジ、リンチだよ~」


「・・・」


「さえちゃんはブラックのワゴンRだっけ?」


「そうですけど・・・」


「女の子は多いよね~?」



さえは深く椅子にもたれかかった。



「でも男でも多いですよ? やっぱ保険とか高いから、安い軽を乗るし」


「そっか~。 “若い”と多いかもね~。 でもさ、やっぱカッコよくなきゃダメじゃん? やっぱ男はスカイラインでしょ?」


「そうですか? 乗れれば何でも良いと思いますけど・・・」


「うん、そうだよね~! 俺もその考え良いと思う~!」




正義豆知識
その19


気に入られるために必死。
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