独身マン
「え、だって~。 マジ1人の女を好きになるとかムリだし~」


「ふーん」


「女は束縛するからな~。 なんで?」


「それは人それぞれじゃない?」


「そうだよね~」



正義は両手で机の縁を握り締め、首を深く下げると大きく首を横にゆっくり振り出した。



「いや~。 やっぱスゴイわ」


(なにがだよ)


「はい! おまたせいたしました! 海鮮パスタです!」



料理が運ばれてきた。 トマトベースのパスタ。 沢山の具がのっている。 それにきのこのスープリゾット。



「おいしそう」


「リゾットは熱いので、気をつけてください」


「は~い」


もう、さえはおなかぺこぺこ。 木の箱に入れられたスプーンを手にした。 そして正義のパスタを見る。



「それもおいしそうだね」


「あ、食べる~?」


「あ、うーん・・・」



正直いらない。



「どうぞ~」
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