学園Princess


色んな奴に
会釈を交わした事は
あるが
こんなに
感情を入れながら
会釈したのは
初めてだった。


会釈をして
顔をあげ、最後に
微笑して キメる。

{よし。キマった!}
なんてくだらない
評価を自分で
しながら
彼女からの
評価を伺っていると
{!!!!ヤベーよ!}
心臓が飛び出るかと
思うほどだった。
あまりにも
美しい彼女の
笑顔。

すごい驚いた。
だけど、驚いた表情に
気づいたらしい
彼女が不思議そうな顔
を していたから
彼女の微笑みに
返すように
また微笑んでみせた。

{おっ!
なんか いいかんじの
雰囲気だし
メアド聞いてみるか?
俺?}
と 思っていると
なにやら
彼女の近くにいた
友達が
彼女に何か声を
掛けたと思ったら
彼女を勢いよく
連れて教室を
飛び出して行った。


{あーあ。}
なんて
少し落ち込んだが
同じクラスなんだし
また暇が
あったら
聞くぜ。

彼女に会った
初めての日。
その日は
俺の本格的な恋が
始まったと
思われる
記念すべき日で
あった。
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