俺様アイドルとオタク女のキケンな関係
「あっ、ごめん、2人とも!あたし、用事できた!」
急がなきゃ、あれかもしれない!!
あたしはきょとんとする2人をおいて、なりふり構わず駆け出した。
なんとしてでも、確かめるんだからっ!
あたしは車が行った方向へ猛ダッシュ!!
あの車が見えた。
ロックオン!
追い付いてみせる!!
――と意気込んだ瞬間、
………停車したぁ??
あたしは一気に力尽き、へなへなと座り込む。
あー、苦しっ……。
息をととのえながら、ナンバーを確認する。
実は覚えておいたんだ!
あたしね、記憶力いいの。
蓮様の台詞、全部言えるぐらい。
そして、頭の中でナンバーを照合する……。