君と桜の木の下で。
神社にはたくさん人がいた。







1歩歩くごとに人に押しつぶされそうだった。








「大丈夫か?」








そのたびにナツ君はそう聞いてくれた。








「うん。平気だよ」









そういうとナツ君は少し考えるような顔をした。








そして、私の手をぎゅっと握った。








「はぐれると大変だから。携帯も圏外だし」







ナツ君は顔を少し赤らめてぶっきらぼうにそういった。







「う、うん・・・」







私も顔を赤くしてそう答えた。









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