純愛ヒーロー。



その後一人、おばさんの所へ行って、手紙をみせたら



何も言わずに優しく向かえてくれた。




「椎ちゃん、お誕生日

おめでとうねぇ」




優しさにみちた、暖かな言葉を聞いて、


安心したのかはわからないけれど、




深い、深い眠りについた。





その次の日




お母さんが向かえにきた。

「おいで、椎野」



「ママ・・・


目が・・・」








「・・・パパに、会いにいこっか」








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