俺様狼と子猫少女の秘密の時間③

「り……りゅーきくん?」


「別にいいけど。…その代わり…ふっ」


「ななななんだよその顔は!」


別に…大したことじゃないね。

お前の携帯から女という女のメモリ全部消して金輪際近寄ろうもんなら睨み殺す勢いで…。


「ごめんなさい」


「…よし」



…と、朝っぱらからなんとも騒々しい今日は、大学の始まる日だったりする。

昨日やっとこさ自分の家に帰ったかと思うと、今日こうして勝手に作った合鍵で上り込むのは当然薫のバカ。

そしてコイツの脅し方は悠由より簡単だったりする。


「…ったく…。お前が言うと世界征服するっつったって冗談に聞こえねんだよ…」


ぼそっと呟くと、合鍵を机に置く。


「それよか今日さー楽しみじゃんね?」


「別に」


お前が楽しみなのはナンパだろうが。


「君が隣にいてくれれば、ナンパ成功率百二十パーセント!」


「だから?」


「…さあ。僕と一緒に夢の世界へ…」


「死ね」


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