嘘の恋愛から理想の恋愛へ (あの時あなたと出逢って良かった)
『はいは~い☆』


約束を忘れてた事を感じさせない様に電話に出た。


『愛ちゃん着いたよ☆降りてきて☆』


すぐに玄関を出て迎えに来た莉惠と友達が乗ってる車に乗った。




だけど心はダイの事ばかりで車から見る景色を見ながらも思いだしていた。


(あっここの公園で初めてキスされたんだよね…
あそこのパスタ美味しいって二人で毎回の様に行ってたっけ…)


思い出せば思い出すほど悲しくなってきて自分自身忘れられない事に苛立ちを感じながらも涙が出ている事に気付いた。


その時!!!?





ガチャ『こんばんわ~』



車に入ってきた男はダイとは全然違うタイプの人だった。



体はガッチリしていて笑うとエクボがあって芸能人と言うよりゴリラに似てて……




とりあえずタイプではなかった。



だけどダイを忘れたい自分にはそんな事どうでも良かった。


(人間中身中身)と自分にいい聞かせながら返事を返す事にした。



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