悪魔なキミと愛契約
ルカのみぞおち目掛け、一発お見舞い。
すると、ルカは『うっ…』と小さく唸ってその場に蹲った。
「フンっ!!
気を抜いてんのはどっちだよっ。
なに?『俺に血を吸われとけ』?
何ふざけたことぬかしてんの?性悪なあんたに血を吸われてたまるかっての!!!!」
お腹の底から叫んだ。
ほんっと、こんなにムカついたのは久しぶりだ。
「か弱い人間のくせに、威勢だけはいいんだな」
スッと立ち上がったルカは、背中に異様な空気を漂わせ私を睨みつけてきた。
フンっ
そんなに凄まれても別に何とも思わないんですけど。
「今俺に血を吸われなかったこと、後悔することになるぞ」
「なに?
他の女と違うからって、もしかしてイライラしてんの?」
「なんだと?」
「他の女は、今みたいにあんたが近付いただけでおちたんでしょ?
だから、悔しいんだ。色仕掛が通用しなくて」
私が言うと、ルカはうすら笑いを浮かべた。
「貴様、上等だ。
ここでたっぷりといたぶってやる」
おまえこそ、上等だ。
「こっちもたっぷりとおまえの心、叩き直してやる」