僕の彼女は幽霊で

駅に着くと、
君はもう居た。

ショートパンツにブーツなどと、
いつも控え目な感じのする君からは
予想しなかった服装だった。

ワンピースとか着てくると思ってたのに。
見たかったからちょっと残念。

俺はそんなことを考えながら、
君の元へと急いだ。

君は、俺を見つけると、
蕾が花開くように笑顔を咲かせた。

それにつられて俺も笑った。








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