BEST FRIEND
久しぶりの夏海の手の温もり。夏海の手は温かくて優しい。
「うん!」
「あれ?頭撫でても怒らないな」
「私も大人だもーん。いちいち怒りません」
とか言ってるけど、久しぶりに撫でてもらってホントは嬉しい。
すると夏海は手をどけて軽くため息を吐いた。
「つまんねーな。ハルの反応が楽しくて撫でてたのに」
「他の女の子撫でたら?夏海モテるんだから」
「はあ?私はハル以外の頭は撫でないよ」
夏海の言葉にハルは聞いていいのか迷ったけど聞いてみた。
「恵さんは?」
「ないよ。身長も同じくらいだったし、撫でようと思った事はないな。でもハルは何か撫でたくなるんだよなー。落ち着くし」
「ペット扱い?」
とうとう子供でもなくなったか。少しハルがショックを受けると夏海は海より綺麗な笑顔を見せた。
< 202 / 273 >

この作品をシェア

pagetop