BEST FRIEND
「この音好きだな」
「ホント!?」
ハルの呟きに優一さんは目を輝かせた。
「うん。すごく耳に心地よく響く」
「でしょ?僕もシャッターを切る度に感動するんだ」
そして優一さんは子供みたいに笑顔でシャッターを切る。優一さんはシャッターを切る度に本当に嬉しそうになる。
夢中になってる所悪いけどハルは口を開いた。
「他にも写真撮って来たの?」
「うん。休みの日は必ずどこかに行くんだ。あ、ちょっと待ってね」
そう言って優一さんは鞄のポケットから一冊の小さなアルバムを取り出しハルに渡す。
「今まで撮って来たものだよ。一部だけどね」
ハルはそれを受け取り中を見る。中には色んな風景が写真に収められていた。
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