BEST FRIEND
優一さんと付き合うようになって二ヶ月が経ち、寒い季節がやって来た。
この時期になると街はキラキラとイルミネーションで飾られ、クリスマスムード一色になる。
休日にハルは夏海と待ち合わせし、ハルが待ってると夏海がちょっと不機嫌な顔でやって来た。
「今日はデートじゃなかったのかよ」
ハルの前まで来て一発目に開いた言葉。ハルは笑顔で、
「たまには夏海の相手してあげないと夏海寂しがるでしょ?」
「帰る」
本当に夏海は帰ろうとしたのでハルは慌てて夏海の腕を掴む。冬馬が言えば冗談に取るのに、私だと本気だと思うの?
「あーごめん!嘘!今日は優一さんコンクールの発表を見に行ってるの」
「コンクール?」
夏海は何とか止まってくれてハルを見る。