BEST FRIEND
夏海はハルの顔を見ながらニッコリ笑った。
「いつも一緒にいて笑い合ったりケンカもするけど、でもやっぱりハルの傍が一番心地いい。恵と似てるからじゃなくてハルが好きなんだ。ハルと一緒にいて、同じ景色を見ていたい。だから、付き合って下さい」
いつもより真剣な瞳。いつもとは違う感情を抑えられない本当の気持ち。何でも器用にこなすのに、不器用な告白。
人が集まりだしてるのにまだ地面に正座して、ホントカッコ悪い。
「夏海ってホント勝手。振ったり告白したり…。私はいつも夏海に振り回されてる」
「私じゃダメか…?」
不安そうに見上げる夏海。もうホントに可愛い。
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