愛し方も知らず僕等は
プロローグ


こんなにも、こんなにも
「愛されている」
と感じたのはこの恋が初めてだった。

流れてく時の中で
こんなにも揺るがない想いがある。

その想いを貴方から感じる度に、
何故だか涙が止まらなかった。

自分の身体が、心が
貴方を求めるのが恐かった。



< 1 / 26 >

この作品をシェア

pagetop