想い出の宝箱



「ホントだよ



彩、俺は彩につらい思いをさせたけど

彩のこと好きだ。



俺のこと許してくれる?」



「うん・・!!」



「よかった」




気づいたら私は翔太の腕の中にいた



懐かしい翔太の香りに包まれていた




「翔太だいすき」



それにこたえるように翔太は


抱きしめる力を強めた




幸せってこういうことなんだなぁって


やっと実感した



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