想い出の宝箱



そして私たちは
手をつなぎあの頃みたいに

帰り道を歩いた



「もう着いちゃったね」



「早いな・・・」




なんだか
2人離れるのが名残惜しくて



家の前で少し
しゃべっていた




「もう9時だよ、
私そろそろ帰るね。

お母さんに怒られちゃうし」



「そっか・・・じゃあな」



翔太は手を振り歩き出した


なんだか、
この後姿を見ていると
もう会えない気がして

妙に胸が騒いだ



「また会えるか・・・」


私も家へ帰ろうと
家の門を開けると

後ろから抱きつかれた






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