想い出の宝箱



「翔太・・翔太・・・」



機械の中を歩き



やっと翔太を見つけた





でも、そこには機会に囲まれた翔太がいた



顔色は悪く少しやせたようだった



それにきっと今の翔太はあの日から起きていないし

呼吸だって1人でできない



私は動かない翔太の腕をにぎりしめ


泣いた




「ごめんね・・・翔太」


何度もそう言いながら


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