想い出の宝箱
少したって看護婦さんがやってきて
私は病室へと戻された
翔太はあのまま目を覚ますことがないのか
そのことだけが頭を駆け巡る
すると病室に侑吾が入ってきた
「彩、大丈夫か?」
「私は大丈夫・・」
侑吾が話しかけても私はボーっと
翔太のことを考えていた
「お前翔太と付き合えたんだろ?」
今更そんなこと言わないでほしかった
付き合ったからこうなったんだよ
そう言うかわりに私はベットへともぐりこんだ