バイバイ、大好きだったよ。






家に帰りつくと、もう季節は冬に近付いているのに、汗だくで帰ってきた私に家族全員が驚いていた。






私は、お母さんが「りな」と呼ぶ声をムシして、2階の自室へと上がっていった。






なんで!?なんであの人がいるの・・・?忘れたはずの人私の頭に蘇った。思い出しちゃいけない・・・。そう思いながらも逢いたいと思う私。矛盾してる・・・。






私は今龍と付き合ってるんだ。私は龍の事が好きなんだ。・・・好き?







私本当に龍の事すきなのかな・・・?あの人の事で頭がいっぱいの私に龍と付き合ってる資格なんてあるのかな・・・?
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