小悪魔★boy
『あんた馬鹿なの?』
俺は荒々しく彼女の腕を掴んだ。
『殴った後はどうする気?、さっせと逃げる気だった?させるわけねーだろ。』
俺は手に力を徐々に込めて行く。
『知らないみたいだから教えといてやるよ、』
耳元で優しく囁くと
彼女はほんの少し首をすくめた。
『俺を殴った度胸だけは認めてやるけどなぁ、初戦男には力じゃ勝てねぇんだよ』
むかつくんだよ、
お前みたいな、
自分の力をはかり間違えてるような
馬鹿女が、
俺はさらに手に力を込めて彼女の手首を締め上げた。
すると彼女は眉ひとつ動かさず
怯える様子ひとつ見せずに、
口を開いた。
みっともなく
情けなく
いいわけでもして見せろよ、
お前のその
無駄に高いプライド
再起不能になるまで
この俺が
踏みにじってやる