紅屑の記憶
『……私はルアム…
あなたのお母さんの姉よ』
女性はそう言って
イヴに手を差し出す
『私の妹は馬鹿だわ
魔剣を自分の子のように
愛し育てるなんて……』
ルアムの言葉に
イヴは俯いた
『…でも……あの子が
愛した娘なら……
私は全力であなたを
助けるわ……』
『…………いい…
助けなんかいらない…
私はずっと此処で
静かに眠るの……』
イヴの言葉に
ルアムは眉間にシワを寄せた
『…いい加減にしなさい!!
あなたの命を…命懸けで
繋ごうとしたのは誰!?
お母さんでしょう!!
あなたが諦めて
どうするの!!!』
ルアムの言葉に
イヴは涙を流した
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