男装人生




ひょっこりと後ろからハルが登場する。



「そうだったんだ~こんな可愛い子忘れちゃうなんてりんりんヒドイねぇ。名前、なんていうのぉ?」



ハルやる気満々だ。
可愛い顔を存分に活かし、ポニーテール少女の顔を覗き込む。


少女たちの顔がパッと赤くなる。



「三星 莉歩(ミツホシ リホ)です。」


「莉歩ちゃんかぁ~可愛い名前。」


「あ、ありがとうございます。」


「そういえば、りんりんの事好きなの?」


そういえばって・・・
ハルは三星さんにロックオンしたようだ。



「えッ⁉そ、そんなっ、めっそうもありませんっ‼」


何故かちょっと青ざめる三星さん。
凛のこと凛太郎坊ちゃんとか言ってたし、尊敬している人とは考えられないってやつだろうか?


「そっか、良かったぁ。」


ハルは三星さんが青ざめたことに気にともせず、チラリと見た後、花が咲いたかのような微笑みをみせた。


うん。

ハル・・・


あざとい。あざといぞっ‼



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