男装人生



「ま、いいじゃん。莉歩ちゃん達はこの後用事とかあるの?」


「私達、今日お休みでブラブラしてただけなので、何もないですよ。」


「じゃあ、一緒にどっか行かない?」



「ちょ、充紀。オレから誘おうと思ってたのにぃ~」



ミッキーに先越されて、ハルは悔しそうにしている。
女の子達は誘われて嬉しそうにしていた。

ナンパ、成功したようだ。
なのに圭也、随分(ズイブン)大人しいな。



「ま、とりあえず、荷物置きに行こう。」


「りんりん、旅館どこぉ~?」


「・・・あっち。」




ぞろぞろと皆で旅館に向かう。

歩きながらそれぞれの自己紹介をしていき、彼女らが1つ年上ということが発覚した。


「年上だったんだぁ~」


「マジっすか‼オレ達タメ口で、すみませんっ‼」


「いえいえ。そのままでいいですよぉ。」


しおりちゃんはおっとりとした子のようだ。
のんびりした調子で答えた。



「莉歩ちゃん達も敬語使わないでねぇ~?」


「ふふっ。わかった。」



ハルとミッキー、慣れてるな・・・
女の子達もすっかり気を許してる。



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