男装人生


「な、何のことか・・・」


「しらばくれても無駄よ。」


キラーンって感じに樹里ちゃんの目が光る。

うぅ~
怖い・・・


「今、ここで脱がしてもいいのよ。」


樹里ちゃん、容赦(ヨウシャ)ない。
観念して事実を言わないと本当に脱がされそうだ。


「お、女です・・・」


「やっぱりね。本来なら貴方が男だろうが女だろうがどちらでも構わないけど、凛さまとかかわる以上ほっとけないわ。」


「皆にばらすってこと⁉」


それは何としても避けたい。
ばらされたら退学どころの話じゃなくなる。



「それだけは許してっ‼なんでもするからッ‼」


焦って樹里ちゃんに詰め寄る。
切羽詰まっていた。



「別にバラすとは言ってないでしょ?樹里は他の女が凛さまと同じ部屋になるのが許せないから、ここに泊めてあげるっていってるのよ。」


「・・・そっか。お泊りはそういう事だったのか。」


ホッと肩を落とす。


「ま、貴方が学園で同じ部屋だというのなら話は別ですけど・・・」



「ち、違います‼すっげぇ遠いからっ‼」


やっべーー
凛と部屋違くて良かったぁ・・・

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