男装人生
「べ、別に大丈夫だし。」
圭也からちょっとだけ離れて歩きだす。
架依斗はすぐに見つかった。
多くの人が昼食をするなか、1番端の席を陣取っていた。
すでに3人座っており、机には美味しそうなカレーライスとサラダが置いてあった。
「遅かったね?」
「ごめ〜んごめん。怜悧が来たくないって言うからさ〜」
「!?」
私のせいか!!
そうだけども・・・
反論できなくて俯(ウツム)く。
「冗談ですよ。」
私の真向かいに座っていた男の人が優しくそう言った。
だよねッ!!
直ぐに機嫌を直し真向かいに座る人に微笑む。
黒くウエーブしたくせっ毛の髪に切れ長の黒い瞳。
目つきが鋭いが敬語でしゃべっているせいか優しく真面目そうな人にみえる。
なにより男だと分かっているが顔の造りが美人で同性のような親近感を覚えたのだ。
よかったぁ。
彼みたいな人は大丈夫かも!!
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