男装人生


圭也と二人食堂に向かう。
架依斗達はもう着いているらしく、私達は小走りだ。


「おまえのダチってどんなやつ?」

「俺、圭也だけど。」

「圭也ッ!!」

「みんないい奴。まとまりはないけどな〜みんな個性が強すぎるんだよ。」


圭也に言われたくないと思う…
なんか心配だなぁ・・・



一階だからすぐに食堂に着いた。

私は圭也の後をぴったりとくっついて歩きだした。



ダチってどんな人達だろう・・・



「怜悧・・・」

「ん゛?」

「ある意味可愛いけど、歩きづらい・・・」

「うるへぇ!!」


気づかないうちに緊張していたらしい。
一種の陰踏み状態になっていた。


圭也は苦笑いしながら私の頭をポンポンと撫でる。


「大丈夫だから。」


なにさ。
圭也のくせに。



ちょっとだけ圭也が頼もしくみえたではないか。


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