君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて
車の中は、とても静かだった。
まぁ、俺が何も喋らなければ、そうなることは簡単にわかっていたけど。
「これ、、、かなり好みです」
初めてのような気がする。
明ちゃんの方から、俺に話しかけてくるのは。
「ちなみに洋楽じゃなくて、俺達の曲だよ」
しばしの沈黙。
俺としては、この曲に気付いてくれたことがかなり嬉しいんだけど、、、
「…俺達の、曲?」
「そう」
「てことは、trap?!」
「そう」
ようやく俺達、の意味がわかったらしい。
「なんか、合ってたんですよね。あたしからだけかも知れませんけど、なんか、聞いてて…」