幼なじみの甘い××。Good night baby★
奥に進むほど、落ち葉の道はしっとりと濡れてきた。
せまい1本道を歩いているのは、あたしとハル兄以外に誰もいなくて。
ふたりの会話と足音のほかには、川の流れと鳥のさえずりしか聞こえない。
「転ぶなよー? 下は川なんだから」
「大丈夫だもん」
ときどき、葉っぱの下に隠れている石ころにつまずいたりして。
てくてくと、ちょっと前を行く広い背中を見ながらついて行く。
「寒くないか?」
「うん。歩いてるからあったかい」
「そっか、良かった」
そんな会話も、出来たてのスープみたいにほっとするあったかさだ。
転びそうになるたび、チカラのこめられる手は、もっと。