幼なじみの甘い××。Good night baby★
滝までの道は緩やかなほうだから、息も上がらずに着くことができた。
「おおー、マイナスイオン~!」
水しぶきの前で両手を広げたあたしを眺めて、ハル兄が満足そうにほほ笑んだ。
「たまにはいいだろ、こういうのも」
「うん。癒される~。水と緑のパワーってすごいね」
「土と空気のにおいもいいし」
「うん。最高」
「オレも久しぶりだわー、こういう場所。気持ちいいなー」
「気持ちいいねー」
ふたりでアホみたいに深呼吸を繰り返していると、
笑ってるみたいな鳥の声が、木々の間でこだました。