幼なじみの甘い××。Good night baby★
その日の学校の授業は、全然身に入らなかった。
家に帰ってきても、おかーさんとの会話はとぎれとぎれで。
ハル兄との授業が始まっても、どこか上の空のままだった。
「ハル兄、」
「ん?」
横顔を見上げて、何度か口を開いた。
彼女に言われたことを、伝えなきゃいけないと思って。
「カテキョはもういいよ」って言わなくちゃと思って。
でも。
「やっぱり……なんでもない」
「なんだよ。さっきから」
「うん。ごめん」
……言葉にすることができない。