魔女が涙を流す夜~リンドブルムの剣~





震える指を何度も両手で擦り、

丘を降り、市場へと足を運ぶ。





「・・・・と、あとそれから・・・・・」





とりあえず、大体はそろった。



足りなくなったらまた、曇りの日に。



・・・・早く、帰りたい。



こんな明るい場所、私には似合わない。






「・・・・っ」






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