~新撰組~『時を超えた少女の恋』
『別に変ってないと思いますよ?』




私がそう言うと男は難しい顔をして考え出した。




『どうかしたんですか?』




気がつくと私はそんなことを言いだしていた。




普段の私なら他人に話しかけることもしなかった。




なのに今日はなぜかこの人と話したいと思った。




「今時間ありますか?屯所の方に着いてきてほしいのですが。」




屯所??




少し考えて私は着いていくことにした。








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