~新撰組~『時を超えた少女の恋』
私の部屋は屯所の部屋よりちょっと広い部屋だった。




でも、屯所のように落ち着いた。




「よかった…美夜の為に作った部屋だよ。」




『わざわざありがとう。』




その時部屋の外から声がした。




「凛です。」




可愛らしい女の人の声がした。




「入れ。」




幸喜の声を後に襖がゆっくりと開いた。




そこには声に合った可愛い女の人がいた。




「失礼します。」




『幸喜この人は?』










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