オフィスの甘い罠
そう言うとクルリと振り向いて、
「とりあえずルーム
ウェアとガウンは
あるから、着替えろ。
新しい服は、明日ここを
出るまでには届けさせる」
「え―――……」
そのセリフに――ホントに
今さらだけど、心臓が
トクンと震える。
“ルームウェアに着替えて”
“明日ここを出るまでには”
その言葉が意味すること
なんて、考えるまでもない
ほど明らかで……。
(――本気で、今晩二人で
ここに泊まる気なの……?)
新しい緊張が足の裏から
あがってきて立ち尽くすあたし。
それを見て、柊弥はてんで
的外れなことを言ってきた。
「…………?
何不安そうな顔してんだよ?
安心しろ。
ただのボンボンでもここを
支払う金はちゃんとある」
「とりあえずルーム
ウェアとガウンは
あるから、着替えろ。
新しい服は、明日ここを
出るまでには届けさせる」
「え―――……」
そのセリフに――ホントに
今さらだけど、心臓が
トクンと震える。
“ルームウェアに着替えて”
“明日ここを出るまでには”
その言葉が意味すること
なんて、考えるまでもない
ほど明らかで……。
(――本気で、今晩二人で
ここに泊まる気なの……?)
新しい緊張が足の裏から
あがってきて立ち尽くすあたし。
それを見て、柊弥はてんで
的外れなことを言ってきた。
「…………?
何不安そうな顔してんだよ?
安心しろ。
ただのボンボンでもここを
支払う金はちゃんとある」