オフィスの甘い罠
半分パニックにおちいった
状態だったから、ノコノコ
こんな所までついて
来ちゃったけど。
でも、さすがにこれ以上は
流されない。
あたしは受け取った
着替えをすぐまた傍の
ベッドに放り投げて、
まっすぐ柊弥を睨みつけた。
柊弥は軽く肩をすくめて、
「まだそんなこと言ってんのか?
さっき話しただろーが。
オレの知る中じゃお前が
一番面白そうだから
選んだんだって」
「そんな説明で納得いく
わけないでしょ!?
そもそもなんで、アンタに
選ばれたからってこんな
所まで来なきゃいけないのよ!?」
あたしと柊弥の関係なんて
たった1回一緒にお酒を
飲んだだけのホステスとお客。
悔しいことにもはや
あたしの《紫苑》の仮面は
ブチ壊しだけど――
それでもほんの数時間前
までは、本当にただそれ
だけの関係だった。
状態だったから、ノコノコ
こんな所までついて
来ちゃったけど。
でも、さすがにこれ以上は
流されない。
あたしは受け取った
着替えをすぐまた傍の
ベッドに放り投げて、
まっすぐ柊弥を睨みつけた。
柊弥は軽く肩をすくめて、
「まだそんなこと言ってんのか?
さっき話しただろーが。
オレの知る中じゃお前が
一番面白そうだから
選んだんだって」
「そんな説明で納得いく
わけないでしょ!?
そもそもなんで、アンタに
選ばれたからってこんな
所まで来なきゃいけないのよ!?」
あたしと柊弥の関係なんて
たった1回一緒にお酒を
飲んだだけのホステスとお客。
悔しいことにもはや
あたしの《紫苑》の仮面は
ブチ壊しだけど――
それでもほんの数時間前
までは、本当にただそれ
だけの関係だった。