〔野いちごGP参加〕見えなくなる一瞬




そして彼はほぼ毎日飯を渡す当番として
部屋にきてはたわいもない話をかわし




もちろんなにもせずに帰っていった









彼のこれない日は
他の男がきてあたしを
乱暴に抱いていった











彼を思い浮かべて
汚されるのを耐える










いつのまにか気づかないうちに
彼を待ってる







「あたしって馬鹿。愛してなんかもらえないのに」





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