〔野いちごGP参加〕見えなくなる一瞬






彼がきてまたいつものようにたわいもない会話





「ねえ、名前なんていうの?」



「おじさんの名前?香坂」


「香坂?下のなまえは?」



「力人(りきひと)」


りきひと。なんか珍しい~笑っ




「香坂力人おじさんねw」

「お子ちゃま♪そっちは?」

「狭川みぃる…っ」





あたしに聞いてくれる


「みぃるかぁ~笑っ、お前みたいな気の強い奴にはもったいねーなw」



わざとらしく傷ついた顔をすると



「嘘だよ。」



ポンポン…






りきひとはあたしの頭に手をおき










照れ臭そうに帰っていった







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