終ワラナイモノ①
教室に入るとお決まりの展開。
まだ転入生は教室に来てないみたいだけど女子達はすごい盛り上がり様だった。
ん?まてよ?
昨日入学式だったのに今日転入っておかしくない?
う~ん…
「謎多き転入生だよね」
あたしの心の中を読んだように優子が言った。
「今日転入って…
前の学校の入学式で問題でも起こしたとか?」
『やっぱ優子も同じこと考えてたんだ。』
「やだぁ莉奈も?」
『やだってことはナイでしょ?』
そんなことをしているうちに先生が入ってきた。
みんなぞろぞろと席に着いた。
あたしは一番前の席だからドア越しに転入生が見えた。
―うそ…?
金髪に整った顔…。
姿はもう男の人って感じになっちゃったけど。
「えー、みんなもう知ってるみたいだが転入生で、
昨日アメリカから帰ってきた【城戸拓弥】くんだ」
ガラッとドアを開けて入って来たのは【城戸拓弥】と呼ばれた少年。
その顔を見た瞬間クラス中が静まり返った。
若干2名分の舌打ちが聞こえたけど。
まぁ無理もない。
タクヤはタクミの双子の弟だから。
しかも一卵性だから顔もソックリだし。
まだ転入生は教室に来てないみたいだけど女子達はすごい盛り上がり様だった。
ん?まてよ?
昨日入学式だったのに今日転入っておかしくない?
う~ん…
「謎多き転入生だよね」
あたしの心の中を読んだように優子が言った。
「今日転入って…
前の学校の入学式で問題でも起こしたとか?」
『やっぱ優子も同じこと考えてたんだ。』
「やだぁ莉奈も?」
『やだってことはナイでしょ?』
そんなことをしているうちに先生が入ってきた。
みんなぞろぞろと席に着いた。
あたしは一番前の席だからドア越しに転入生が見えた。
―うそ…?
金髪に整った顔…。
姿はもう男の人って感じになっちゃったけど。
「えー、みんなもう知ってるみたいだが転入生で、
昨日アメリカから帰ってきた【城戸拓弥】くんだ」
ガラッとドアを開けて入って来たのは【城戸拓弥】と呼ばれた少年。
その顔を見た瞬間クラス中が静まり返った。
若干2名分の舌打ちが聞こえたけど。
まぁ無理もない。
タクヤはタクミの双子の弟だから。
しかも一卵性だから顔もソックリだし。