**お隣さんで幼なじみ**



しばらく敦司には冷やかしの声がたくさんしていたけど、皆帰ってしまった。


それを確認して、私は敦司のもとへ近寄る。



「やっぱすぐにバレちゃったね」


「まぁ仕方ないだろ。早乙女真綾さんが?公然の面前で大告白をしちゃったみたいだし?」


「あっあれは仕方なかったの!」


「場を考えろっつーの」


「もう知らない!」


「おい、待て」


「もう何よ!」


「恥ずかしかったけど…、その、嬉しかったよ」



なっ、何だ!

これはツンデレのデレなのか!?



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